新橋 蕎麦「僕達には帰る場所がある・・・・」・・from てうちそば能登美

こんばんは。能登美です。

最近弊社の名ブロガーさん達がこぞってアップされていらっしゃるので、老兵はお邪魔だと思い遠慮しておりましたが、

少しお話したい出来事と云いますか、心境があり今宵は僭越ながらアップしたいと思います。

以前より梅雨が明けたら出したいと話していた「らーめん能登美」の新メニューが出来つつあるとのことで、

今日の「てうちそば能登美」の営業終わりから別館へ向かいました。

試食の内容は本日の趣旨と違いますので割愛させて頂きますが、そのさなか電話が一本なりました。

自分が出ると「予約をお願いしたいのですが」とのことでした。

あぁ、2年前は当たり前の様に連日電話がなり、創業以来、万本以上の予約を取ってきた自分ですが、

とても懐かしく新鮮に感じました。「大変申し訳ございません・・・・」と現在の営業状況を説明すると、

その方は「じゃあブリも無いんですよね?」と。

僕は「はい。今はお魚も一切仕入れておりませんので・・・・でもお酒が解禁しましたら必ずやりますので、宜しくお願い致します。」と伝えたところ、

「何とか、何とかこらえて下さい、凄く凄く大変だと思いますが、何とか耐えて下さい!!」と切実に話されました。

年のせいで涙腺が弱い自分は「す゛み゛ま゛せ゛ん゛。あ゛り゛が゛と゛う゛ご゛ざ゛い゛ま゛す゛」と声が滲んでしまいました。

何度もお礼を言い電話を切り、周りのスタッフにその旨を伝える時も、滲み声に気づかれないか心配なぐらいでした。

元に戻れるかどうか、もう判らない。戻れる事は無いかも知れない・・と、毎日が不安で仕方ない想いは正直消せません。

でも、今日のお電話の方や、先日「てうちそば能登美」に来てくれたお客様の「大好きなお店なんです!!」「どうか潰れることだけは避けて下さい!!」と

直角より深く頭を下げて懇願された姿は、必ず、必ず僕達には帰る場所があるんだと思わせてくれました。

こんなに嬉しい事は無い。その想いを胸に、今はただ出来る事だけを必死にやっていきます。

本日も皆様この四方山話ブログを読んで頂きありがとうございました。